モバイルゲームが家庭用ゲームと同じ流れになってきた
ゲームアプリのCM、最近どんどん増えてきましたね。
パズドラブームから早3年、グリーモバゲーのソーシャルゲームブームからは早5年くらいになります。
ゲームアプリは年々、開発費が増えてきており、一部のゲームではコンシューマゲームと呼ばれるWiiやプレイステーションなどの家庭用ゲームと変わらない制作期間・コストを要するようになってきました。
実際、私の会社でも3年以上開発を費やしているゲームアプリがあります。
ただ、そのゲームはまだまだクオリティが足りず、世に出ておりません。
自分は携わったことがないため、細かいお金は知りませんが、結構な開発規模なのですでに開発費は何億円になっているのでは?と考えていたりします。
元々、低コストなのに売れるというのが魅力だったモバイルゲームがコンシューマゲームと同じ規模担ってきてしまいました。
今はまだ売上が見込める分良いですが、今後どうなるかは全然わかりませんね。
ただ、利益は年々下がっていくと思います。
そして、参加できる開発会社も減っていき、競争が弱くなることでゲーム業界の弱体化が懸念されます。
AppleTVなどでゲームができるよ!というのを見てると
家庭用ゲームの流れに合流してきている気がしますね。
テレビでゲームしたいならプレイステーション4とかでいいと思います。
なんか、もうネタ切れというよりも海へ出る途中に川の合流地点に来てしまった。というようなものを感じます。
そろそろ、ゲームとしても新しいことを始めないと!とか思います。
ただ、クリエイターとしてはよりおもしろいゲームを作りたい!と思うのは当たり前のことで、利益を追求するか、クオリティを追求するか・・・難しいところですね。
新しいゲームを見つける時代へ

あなたはなぜパズドラにはまったのか? ソーシャルゲームの作り手が明かす舞台裏
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きたのではないかなというのが私の意見です。
ソーシャルゲームが流行った理由の一番は
隙間時間で遊べるゲーム
でした。
それが仲間と一緒に遊ぶという
ソーシャル(社会)部分の強化
によりガチャというものを生み出し、効率的に利益を上げることができました。
そして、予想していたよりも早くモバイルゲームは
クオリティを求める時代
となってしまいました。
次にはどのようなゲームが来るのか。自分も時代を先行できるように考えながら生きていきたいと思います。