FGOでヒンドゥー教のパールヴァティーがサーバント(奴隷)として使われたことが少し問題になっているようですね。
それにしても、ソーシャルゲームってキャラに神が多いのは何故だろう?と思ったことがあると思います。その理由について、簡単にご説明したいと思います。
ソーシャルゲームに神が多い理由
それは、以下の点によるものです。
- 著作権がない
- キャラ設定がすでに出来ている
- すでに有名である
著作権がない
神には著作権は特にありません。というよりも昔すぎてその概念がなかった、とも言えます。
そのため、ソーシャルゲームの製作会社は安易に利用することができるのです。
キャラ設定がすでに出来ている
神はすでにキャラ設定が出来ています。
ソーシャルゲームの会社にはキャラ製作にコストをかけている時間も少ないので、工数削減のためにもキャラ設定が出来上がっている神はとても扱いやすいのです。
同じような理由でユニコーンやバハムートなどの幻獣もキャラ設定ができているのでよく使われるのです。
すでに有名である
神に関しては、すでに有名である利点があります。そのため、ユーザーはキャラを受け入れやすく、覚えやすいということがあります。
また、知らない神でも検索すれば色々と情報が出てくるため、製作側は深いキャラ設定などをせずにキャラに深みを与えることができるのです。
神を利用する際の弊害
しかし、神を利用する際には初めに書いたような宗教団体などに訴えられる可能性もあります。
また、ほかの有名ゲームで使用された神は固定イメージがついてしまっている可能性があるので注意が必要です。
わかりやすい例としては、ファイナルファンタジーのシヴァ。ファイナルファンタジーでは、シヴァは女性型の氷の召喚獣として登場しておりますが、実際は男性でどれかというと炎のイメージです。
このように、正しくても影響力があるタイトルと異なる設定となると違和感が生じる場合があります。
一通り、有名タイトルでどのような扱いがされているか、一度確認することが良いですね